基本的に現役引退な新井です。
JIMTOF(日本国際工作機械見本市)に行ってきました。
一言で言うと、凄い。
色々と価値観が変わりました。
湯浅君が「機械科はみんな来るべきだ!」って言ってましたがそんなもんじゃない。電子メディア工学科も行くべきだ!
制御だって見始めたらキリが無いですよー
レーザーで平面構造読み取って、ロボットアームで工作物を一個ずつとって行く。とか、高速で動いてるのに一瞬で止まって、しかも寸分の狂いもなく。
機械ばっかりに目がいって、気になったのは帰りの電車の中だったりしましたが。
今までマシニングといっても実習工場の見て「凄いなあ」くらいでしたがそんなもんじゃない。
A軸B軸があるマシニングはいいですわぁ。常盤とエンドミルの両方が動くのは感動です。見てて飽きない(そのせいで1日で回れなかった)
9軸とかもう作れないものは無いんじゃないかってくらい色々出来そうですし。
とあるマシニングの説明で
「開発者いわく、加工精度が3次元測定器に引けを取らないレベルで、測定結果とずれてたら『測定器が狂ってる』と言うくらいの精度があり……」
なんて説明をされた暁にはテンション上がりまくりで、一緒に見てた長岡高専の人と「すげー」だの「やべー」だの。(これしか言ってなかった気がする)
そしてその横で巨大マシンが動いてるの見てうっとり。
ロボコン出身で高専OBが関わっているマシンも2社にあったのですが2台とももうでかいし凄いし。「あっはっは。アルミが豆腐ようだ」
私は電気系ですが、ああいう職業にあこがれます。
いっそ機械系になろうかなあ……
あとはショベルカーサイズのロボットアームがいたりとか、学生ルマン24時間耐久とか、ナッちゃんとアロマロカリスとか、シャー芯に穴あけてパイプにしてたりだとかもう、これで入場料タダ(学生)とかね!
タダより高いものは無いっていいますが、なるほど、こんな価値ある展示会もそうそう無いでしょうに。
春にあったテクノフロンティアも行けばよかったなぁ。また今度やるなら平日でも行きたいです。
授業受けてるよりも、こういうところ行って、向こうの人に聞いたほうが実物あるからわかりやすいし、なによりモチベーション上がります。
「頑張ればこういうのが作れるなら、もっと頑張ろう」って思えてきます。
……さすがに1週間ほとんど授業に出ないでロボコンやるっていうことはもうしませんが。
というわけでちょっと奥さん、このドリル、先端から切削油出るんですよ!
という衝撃の新事実(私の中で)を残して今日は寝ます。
では今回は東館だけだったので、次回は(あったら)西館の感想でも。